意外な落とし穴にはまってしまったお話。
SoftBankの携帯に機種変した時にiPod nano 8GBがついてきた。母が第3世代の40GBと2GB nanoを持っていたのでそれらと交換した。というのも、母は総量7GBの音楽ファイルしか持っていなかったし、僕は40GBにノートPCのバックアップイメージを入れようと考えたからだった。
ところが、iPodを外部記憶装置として使う段になって、思いもしなかった制約が立ちふさがった。
まず、Windows上で使うiPodはFAT32形式のフォーマットになっている。これでは、大きさ4GB以上のファイルが保存できず、使い勝手が悪い。かといって、NTFS形式にフォーマットすると今度はiPodで音楽が聴けなくなるということ。
音楽が聴けないということは、実質iPodは2GB。定期的にラジオを録音してパソコン上に保存しているが、それらをiPodに突っ込んでオンデマンドで聴けるのは魅力的で、ファイル数を気にしなくていい40GBはなかなか捨てがたい。
音楽再生を捨てて、ポータブル外付けHDと割り切るか?とも考えた。ところが、ずっとPCにつなぎっ放しで使っていると、本体がものすごい熱を帯びてしまう。これはきつい。
考えてみると、こいつは数MB〜数十MB程度のデータをポツリポツリと読み込むのを想定して設計デザインされた製品*1。大小様々なファイルが頻繁に出入りするといったヘヴィーな使い方をしたら、あっという間にぶっこわれるような気がしてきた。というのも、ちゃんとした排熱機構を備えた外付けHDでさえ、使い方次第で極端に寿命が短くなるらしいから。
そして、この世代のiPodはUSB接続で充電されないため、つなぎっぱなしでは電池切れを起こしてしまう。さらに悪いことに古いiPodは電池容量が極端に少なくなっていて、大きなファイルの移動すら覚束ない。
もう音楽再生用でいいや ┐(´ー`)┌
というわけで、電池容量が危なくなった3世代目はドックにつなぎっぱなしで余生を送ることに。そういえば、価格改定で電池交換*2が6000円位になっているみたいなので、復活させてみようかな。