ヘッドフォンにCD

type-A

iPod用に買ったヘッドフォンが今日届いた。ドイツのAKGという音響機器メーカー*1のヘッドフォンで、このメーカーのものにはファンも多いみたい。

音質に関しては、実はいろんなサイトでレビューを読んだ。僕はそういった記事を参考にする側の人間であって、いろんな素晴らしいヘッドフォンと比較してこいつの個性を緻密に描写する能力はないと思うし、したら誰かを混乱させて迷惑をかけるかもしれない。


あえて認識できた違いをいうなら、もともと使っていた耳栓型フォン*2の音に比べてモコモコしている。低音が比較的出ているということだろう。そういう音は、そうでない音に比べて存在感がグッと増すような気がした。とはいえ、ハイハットやギターピックが弦を引っ掻くような高音はしっかり聞こえるので全体として綺麗な音なのは間違いない。

タワレコとかで視聴すると、さらさらとしつつも濃密な音が流れてきて音楽がすごく素敵に聞こえてしまうが、そういうのは密閉タイプの鳴り方なのかな。ご覧のとおり彼は精神と時の部屋で周りに迷惑をかけないようエージング中だが、この密閉型ヘッドフォンもそんな音で鳴ってほしいなぁ。


ついでにというか、今日一緒に届いたCDもご紹介。めっけもん。

 

TIMELESS TREASURE

TIMELESS TREASURE

相変わらずラジオをよく聴いているが、早朝の番組も3回変わって、今は「sky」というものになった。1こ前の「eyes on Japan」は朝っぱらから真面目で硬い話題満載の変わった番組だったが、今の「sky」は朝っぱらから情熱たぎる熱いトーク満載のさらに変わった番組になっている。僕はこういう変なのが好きだ。


ともかくDJの紹介で Eric Clapton の Change The World をカヴァーした曲が流れてきた。静かな場所でギターが鳴り響いて、男が声を響かせて歌っていて、とっても味わい深い Change The World だと思った。

僕はどういうわけかバラードが好きだとは思っていたけど、一つには、ボーカルの息遣いが聞こえるくらい距離が近くて臨場感のある曲はバラードに多いことがあると思う。僕はそういう曲を好んでいると、先日の Jason Mraz のこともあって気づいた。


目の前で僕のために唄ってくれているような親密な空気みたいのも好きだし、人間に備わる喉や呼吸を使ってそこまで巧妙に唄っているんだなぁという驚きが感じられるのも面白い。それは、現実の自分にもつながるエキサイティングな驚きだ。ダニエル・ホーの歌唱も極めて優れているし、おなじみの曲で親しみやすいし、即ファイバリット・アルバムに加わった。

*1:日本ではアカゲと呼ばれているらしい

*2:shureのやつ