前作をじっくりプレイしていないので、どれくらい内容がパワーアップしてるのかは分からないが、名作映画のセリフや歌や訛り発音の聴き取りがあったり、短くて簡単なものからナチュラルで速いものまで難易度も幅広かったりと、盛りだくさんという印象。少なくとも自分のヒアリング能力を超えた問題が出ていてやりがいを感じる。*1
普通に評価したら普通によく出来たトレーニングソフトということになるはず。ただ、自分の一番のお気に入りである徹底発音。ああ、やばい。面白い。“書く”の他にある、“声を出す”という操作を行う。
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2007/03/29
- メディア: Video Game
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ディクテーションでクリアした英文を使って、それを2つのパートに区切り、一方を自分の声で担当するゲーム。最後に採点してくれる。お手本を聴いてから自分の声を録音していくと、終わりに通して再生される。自らの声が英会話に乗っかるのがこんなにくすぐったくてウフフな体験だとは知らなかった。
採点はけっこう微妙な感じで、会心のできが意外と低得点だったりその逆があったり。タイミングやイントネーションがお手本に重なるようにすれば高得点になるような気がする。
いやそんなことよりも、です。音声入力は自由自在。実は、徹底発音はいかにボケるかというのが真の楽しみ方だと気づく。
レンタカーを借りにきた人に対応する店員を高級ホテルのフロント風(日本語)で吹き込んだり、旦那さんにオメデタを伝える奥さんのテンションを逆に低くして意味深さを演出したり。面白く出来るか否かは自分にかかっていて、自由度の高さが半端じゃない。採点が微妙なおかげで、ここでは見事にボケのうまさ度を測るものっぽくなる。
なんつうソフトに出会ったんだ…
*1:ちなみに、判定でB→AA→AAと来てます。