ふと思ったこと


はり肩の力が抜けない日記に偏りつつある。とふと思いました。一つ書くと全然次の日記に取り掛かる気が起きない。何気なく書いたところ日記に「取り掛かる」とか言ってしまう、こんな具合です。


っと軽くいきたいというわけで、昨日帰り道で考えたこと。


知は路面電車が走っているので、車を運転する人は、信号と歩行者と車と電車に気をつけねばなりません。軌道敷をまたいで右折する時はなかなか神経を使います。「高知の道路は恐い。高知の運転教習は恐い。」と県外の方々に評判です。


ころで、高知大学横にも線路の敷かれた道がありますが、ここはさらに評判で、通る車は電車の走っている線路の上を、なんと線路に沿って走らねばなりません。古い道なので、かなり狭いという事情があります。なめらかで冷たい鉄の上を、スリップに気をとられ、くぼみにハンドルをとられ、電車と対向車に行く手をふさがれ、大変な思いで走行します。


はもっと素敵な体験が待ち構えています。暗がりのなか線路上を走っていると、いつの間にか間近に迫る、目立たな〜いライトに気づきます。たいていその意味はすぐには分かりません。であるがゆえに、自分が巨大な鉄の塊とチキンレースをしていて、勝負が決まりかけていると気づいたときは時間がギュッと圧縮されるような充実感を味わえます。


にせ、勝ち目がありません。そもそも彼らは退路を断っていますし、僕なんかは路面電車を利用したことがあるので、土佐の運転士さんの恐さをよく知っているのです。


んなことがありました。軌道敷をまたいで右折しそこない、不幸にも路面電車の行く手をふさぐことになった可哀想な軽自動車に対し、運転士さんが絶叫に近い罵声を“電車の中から”いきなりあびせたのです。軽自動車は気づきもしませんでしたが、居並ぶ乗車客は皆恐怖におののきました。


生に圧倒的な密度を求める人以外は、ここを走るのをおすすめできません。


やっばい全然軽くない。診てもらう必要があるかもしれない。