書きたいテーマ

ビジネスブログとかテーマ性のあるものと比べてみて、ここは私の心の雑記帳で、わざわざブログに載せなくてもいいという理屈を組み立てたら、さっさと店じまいしたくなるような極めて説得力のあるものが出来そうだw
ま、人口臭のする食べ物なんてタイトルからして、ごく個人的な感覚を象徴したものなので、どうしてもその種の内容をここに持ち込むことになるのですが。

誰かが書いた記事に、ほとんどの人のブログは自分の世界が狭く自慰行為の域を出ないとあったのを見た。自分の記事に照らして考えてみて、ぐわぁ〜痛快に斬られたっ!と思った。記事には「ほとんどの人」と対比して、広い視野を養って成功を収めた「ごく一部の人」しかものを言う資格がないとかも書いてあったようだが、それもきっと的は外してないのだろう。私が書こうったって書けないような、多岐にわたる実測データとハイレベルな考察がちりばめられた深みや実体感のある記事に感心させられたことは何度もある。そういう記事をリーダー登録していったら、やたらめったらな記事なんて使用済みの鼻紙に見えることでしょう(笑

ただ、その考え方はいかにも恥ずかしくて英会話できない日本人のメンタリティーだなと思った。ご丁寧にものを言う資格なるものを自分でこさえちゃう人たち。それが自己批判に収まっている分には良い薬だけど、常識だろみたいな空気を形成してしまったらそこはもう腐海のごとしです。別の発想に立ってみて、ガンガン自慰行為して、素晴らしい記事と同じ所に並べてみて思いっきり赤面してみるなんてどうだろう。良い記事はさらに際立つし、恥ずかしい記事はあるいは反省してブラッシュアップされるかもしれないし。

動いて初めて開ける世界というのは、ちっぽけな人間にとってはすごく大事な体験だと思う。ちょっと前の糸井さんのコラムに「犬も歩けば棒に当たる」について書いているものがあって、ようするにそんな事を書いていた。というか、このことわざこういう意味だったのかと驚いた瞬間だった。あ、沢山歩いて広い視野を持った人になっていくという話では?と思う人がいるかもしれない。そこはその通りだと思うけど、ポイントは、「ものを言う資格」なんて考える必要あるのかってことです。


今「思考の整理学」を読んでいるが、ここには真実が書かれていると思う。

思考の整理学 (ちくま文庫)

なぜそう思ったかというと、これを読んでいる私にも書かれてある通りのことがちゃんと起こっていると感じたから。実は、上の内容の記事なんて書くつもり全くなく、項目をリストアップしてしばらく寝かせていた。が、書いてるうちに勝手に筋が変わって膨らんでとりあえず形を成してしまった*1。もうちょっと違う展開を考えていたのだけどなぁ…。ほれこの通り。さっさと読了してしまうのが惜しいほど興味深いです。また別エントリで感想でも載せるか。

*1:本当は、「デジャブ」について思ったことを書くつもりだったw*7