凪な季節

この時期、大学の附属図書館の受付ほど暇な仕事ってなかなかないでしょうな。時間帯によっては利用者0の時もあって、見回りとか返却図書の配架とかやりごたえなさが甚だしい。

閉館が近づくにつれて、誰もいないフロアに見回りに行く度に、もう人来んやろしこのまま電気消したろかしらという衝動にかられるけれど、いやいや、たとえそれが合理的としてもそういうのは図書館の運営上は失格やし、自分が担当の時はせめてそんなジェントルじゃない図書館にはしたくないというループにはまってしまう。

まあ、よろしいではないか。これはこれで面白い。図書館を貸し切ってのんびり読書とかいうシュールさを味わおう。忙しい時は忙しいし、大変なことだってあるし。