CDが欲しくなるこの一曲

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ここ数年、FMラジオをよく聴いている。ラジオからはその時々の最新お勧めナンバーが流れてくるが、これが自分にはとてもありがたい。基本、自分はトレンドにうとく、今どんな曲が世の中で注目されているのか全然知らない。そんなだから、いきなり美味しい所をアレンジして届けてくれるラジオはなんとも便利だと思う。


主に朝の eyes on japan *1をよく聴くけれど、そこで初めて知って記憶に残り、CD欲しいと思わされた曲に次のものがあった。


TVCMで見た時、「〜ついてない日の応援歌」くっつけたの誰?野暮ったい説明やなぁ…などと思ったものだった。それくらいラジオでは単なる洋楽の“Bad Day”として繰り返し流れていたと思う*2。初めて聴いた時、この曲を歌ったダニエル・パウターは遅咲き30歳でようやく日の目を見たけれど、そんな不遇な日々を送った彼だからこそ伝わってくるものがありますねと紹介されて、曲名にそぐわず明るい曲調がとても印象的だった。

こちらもBad Dayと同じくらい繰り返し流れていた曲。この落ち着いた優しい歌声を何度も聴いているとはまってしまう。心安らぐような味わい深さのある歌唱というべきか、ここに自分の知らなかったカッコよさが詰まっているように感じられてきた。どういうわけか世間であまり話題に上らないようだけど、自分にとっては他のと同じくらい思い入れができてしまった曲。

欧米人独特の妙に高いところで安定したような歌声が耳の残った曲。これも繰り返し選曲されていたので何気に覚えてしまった。初めて聴いた時、サビまでが一オクターヴ下の領域、サビは上の領域みたいなざっくりとした印象を受けた。そんな風にメロディーも素朴で、サビもまた素朴に繰り返されるからストレートに心に迫ってきた。とくに、込み合いで君に目を奪われたけど、僕にはどうしようもなかったという部分が妙に切なく心に残る。

声がやばい。他の曲ほどは繰り返し流れなかったがやられた。歌で人を惑わす妖精がいたらこんな声ではないだろうかなんて思わず呆けてしまったのはここだけの話。この声で歌ってる人を上手く想像できない、というかどうしても人間じゃない感じが*3。ところで、気がついたら日本では彼女達は全然別の曲*4で有名になっていた。


性格なのか自分はどちらかというと歌詞よりか声に意識がいく。それから、やっぱりラジオの選曲は美味しいところを突いていて、どれについて書いても今更感漂う曲紹介みたいな感じにしかならず、天邪鬼な自分としては本当に頂けない…orz。ともかくCDを買わねば。


目下のところ狙っているのがこれ。お財布に優しそう。

ビューティフル・ソングス~ココロ デ キク ウタ~

ビューティフル・ソングス~ココロ デ キク ウタ~

*1:一応wake man showの頃から聴いてた

*2:もしかしてラジオも初めからくっついてた?

*3:ケルティック・ウーマンは1ヴァイオリン、4ヴォーカル編成の女性5人組。ヴォーカルの一人が件の声の持ち主

*4:荒川静香選手の選曲した「You Raise Me Up」