忘れてしまう

type-B

いつも折りにふれて気づくけど2分たつとどうでもよくなって忘れてしまうことを今ここに書いてしまいます。これと同じ経験のある人がいたら、それを共有したいとまではいいませんが、あるあるとうなずいてみてください。

  • 目の表面に浮いた微生物が見える

これってどういう理屈で見えるんでしょうか。明るい状態で、単純な模様*1が情景として目に映っているとき、生物の実験で顕微鏡をのぞいた時に見えるような透明な微生物らしきものがくっきり見えます。明らかに眼球表面の潤いの上を、半透明でいくつもの節がある細長いものがゆっくり下の方へ漂っていたり、小さくて無数にいるものが四方八方に元気よくサッサッサッと泳いでいたりというのが見えます。時に、視界の中で何か動いた…と思ったらこれだったりします。視力は普通で、これらは忘れている間以外はいつも見えています。幻覚でないのははっきりしていて、眼球の動きにそれらははっきり反応するんです。焦点を合わせなくてもこんなにはっきり見えるものなのでしょうか。

  • 真っ暗闇で紫色と黒のうずが見える

これも理屈が知りたい。目への光の入力を完全に断つと、目を開けていようが閉じていようが動く模様が必ず見えます。大抵、円形の紫色の輪と黒色の輪が交互に中央に向けて小さくなっていきます。中央で紫色の円がフッと消えてしまうと全体が黒くなり、その外側からグラデーションを持ってまた紫色の輪がせばまってきて、黒色の円がまたフッと消えるような動きです。ゆっくりとしたペースで、それはちょうど心臓の鼓動に合わせて血圧の余波がじわりと眼球に届いてくるようなイメージを思い起こさせます。そして、一定周波数の波のようにどんな時でもそれらは続いているという感じです。不思議なのはある程度意識の持ちようによってその動きのペースが変わったり、また中央で紫色の円がずっととどまっている時もあります。就寝の際、真っ暗にすると必ず見えるのでその度にこれは何だろうと思います。

  • 盲点?が視界に捻じ曲がるように進出してくる

おそらく、盲点の実体ってこういうものだと想像してしまうんですが、ふと視界の中にぎらぎらと七色に地味に輝くアメーバみたいなものが見えるときがあります。それは、そうですね、めまいが起こったとき、目の前がテレビのノイズみたいにざらざらと暗くなっていく感じ、分かりますか?あんな質感で、七色のノイズの乗ったものが小さなアメーバ状の点として視界に現れることがあります。これは最初は目立ちませんが、そのうちゆっくりと形を変えて、ひゅ〜っと伸びて、本当に視界を邪魔するまで細長くなることがあります。視界を覆っている部分はその周辺の色を取り込んだような色で、地味にザラザラときらめいていて、全然目立ちませんが、例えばそこに本の文字などをあててみると、そこだけ空白になったように見えるんです。これは、上二つと違って、おそらく脳の視覚情報が何かのエラーを起こしているんだと原因が想像できます。ともかく、多分ですが、認識できないはずの盲点をはっきりと視界の中央に捕らえることが出来るというのは面白いものです。


以上ですが、他にもまだ思い出せていないことがあるかもしれません。これらは、ふと思い出す度に、一人で見る何度目かの同じ夢のように、肝心な時には記憶の片隅に隠れてしまって他の人に伝えることもままならず、自分の中でははっきりしているのに世の中的には幻で終わる現象なのかもしれないという気持ちに捕われます。でも、ついにここに書いてしまいました。zamaミロ!。今日の文章がいつもに増して特に支離滅裂なのは、これらが自分に本当に起こっている不思議で感覚的な経験で、誰かに聞かせるために順序だてて組み立てた話ではないことを意味しています。

*1:青空などが好例です